この調査において、現状の情報提供の問題点と利用者の必要とする情報及び伝達媒体を調査するために実施したアンケート調査によれば、放送モードで提供される情報は、専用受信機の必要性、長すぎる放送間隔、出力不足、聞き取りにくさ等の問題点が挙げられ、必要とする情報は、気象・海象情報が圧倒的に多いが、他に航行警報、航路港湾情報、漁業情報、各イベント情報等が要望されている。また、情報の入手手段については、前述の問題点から特別の受信機を必要としない、汎用の電話回線を使用し、情報を必要とするとき、何時でも得られることを望み、音声では分かりにくい情報は、文字や画像による視覚情報による提供が望まれている。